1970年代にベトナム戦争に従事している米兵の慰安地として開発されたソイカウボーイ。パッポン、ナナと並びゴーゴーバーの3大メッカでもある。この通りをソイの入り口から見ると、絵に書いたような「歓楽地」の雰囲気が漂っている。ピンクのネオンが光々と輝き、淫女たちが通り過ぎる男たちに声をかけていく。(ちなみに野良犬たちも通り過ぎていく。)パッポンやナナに比べるとどこか寂れた感じもするのだが、しかし両者にはない独特感もあり人気が落ちることはない。以前はスクンビットの交差点の所にバービアがひしめき合っていたのだが、周辺住民の苦情と地下鉄の駅開設に伴う地域開発のためブルドーザーで一気に壊滅された。その後、そこには柵が張り巡らされたのだが、職を失った遊女たちが書いたと思われる、「タクシン首相助けて!」の張り紙が生々しかった。ソイカウボーイの日本人率はそんなに多くはないが、ノーパン+女子高生風の制服が人気を博している「バッカラ」が月の光に吸い寄せられるハエのごとく、日本人を吸収している。